プランはミッションからスタートする

「プランはミッションからスタートする。ミッションからスタートしなければいかなる成果もあげられない。ミッションが、あげるべき成果を規定する。」
(〜 非営利組織の経営より 〜)

「非営利組織の経営」は今読み進めている本です。
タイトルは「非営利組織」とついていますが、内容は「営利組織の経営者に向けて発せられている言葉ではないか」と思うくらい、珠玉の言葉が並べられています。

先週、読んだページの中で、僕が今一番悩んでいることに答えてくれる言葉がありました。それが上記の文章です。

僕の仕事は、自社のミッションを考えることはもちろん、お客様のミッションを一緒に見直し再定義することも重要な仕事のひとつです。

お客様の中でこのミッションが明確になっていないがために、打ち合わせがかみ合わない、なんてこともたまにあります。(反対に明確になっている方との仕事はとてもスムーズ)

実は、ミッションが、売上、利益、販売になっている時が一番かみ合わないパターン。

当然「企業活動は利益(儲ける)がすべてじゃないの」という考えを持つ方もいますが、

ドラッカー先生は、「現代の経営」の中で利益について、以下のように述べています。

「もちろん、利益が重要でないということではない。利益は、企業や事業の目的ではなく、条件なのである。また利益は、事業における意思決定の理由や原因や根拠ではなく、妥当性の尺度なのである。」

これは「利益のために会社がある」のではなく「社会的な役割を果たす」ために会社がある。ということ。

52年前の著書なのですが、先見性に満ち溢れまくりです。

僕も当然、利益のことは考えます。(笑)
しかし、利益のことだけでは、心の底から「よーし!」というモチベーションが湧き上がらないのですよね。

「利益のために働く?」それとも「社会・お客様をよくするために働く?」

お客様と一緒にミッションを見直し再定義し成果につなげることは簡単ではない。。。

でも、それが私たちのミッションだとすれば、悩みながらも、毎朝毎朝、「よーし!」と新たな力がみなぎります。

写真は、この週末行われた息子の小松遠征の様子です。
久しぶりに2日連続5試合、観戦。
暑い中、一生懸命走る子どもたちの姿に元気をもらいました!

IMG_5872

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

何をもって憶えられたいか

「私が13歳のとき、宗教の先生のフリーグラー牧師が
『何をもって憶(おぼ)えられたいかね』と聞いた。誰も答えられなかった。
すると、
『答えられると思って聞いたわけではない。
でも50になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ』といった。今日でも私は、いつもこの問い、『何をもって憶えられたいか』を自らに問いかけている。これは、自己刷新を促す問いである。自分自身を若干違う人間として、しかし、なりうる人間として見るよう仕向けてくれる問いである。

(〜 非営利組織の経営より 〜)

 

『何をもって憶(おぼ)えられたいか』
これもとても有名なドラッカー先生の言葉です。ドラッカーマネジメントを学ぶ人の中、この言葉を好きな言葉に上げる人も多いと聞きます。

ドラッカー先生は、自らの成長のために最も優先すべきは「卓越性」の追求である。また、卓越性は仕事の質を変えるだけではなく、人間(主観:経営者の価値観)そのものを変えるがゆえに重大は意味を持つ、と教えてくれています。

先週末、私の会社が会員となっているWebコンサルティングの団体であるismのセミナーがありました。

登壇用のスライド資料を制作する中で、自らの仕事を振り返り、このドラッカー先生の「『何をもって憶(おぼ)えられたいか』という言葉が幾度も頭の中を駆けめぐりました。

このドラッカー先生の問いに対して、しっかり答えられるかと言えば、まだまだ、自信がありません。

自らの卓越性は何か?価値観は何か?

毎日毎日、『何をもって憶えられたいか』を自らに問いかけていかなけれないけないと感じたこの週末でした。

 

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

マーケティングと販売の違い

「非営利組織の経営」は今僕が読み進めている本ですが、第3章にとても興味深い箇所がありました。

それは、マネジメントの父といわれるドラッカー先生とマーケティングの父といわれるコトラー先生の対話です。

僕たちの仕事においてとても重要なことを二人の巨匠が含蓄豊かな会話で教えてくれているシーンです。
以下、その中の一部抜粋です。

 

▼マーケティングと販売の違い
●ドラッカー先生:
「それでは、マーケティングとは何でしょうか。非営利組織(主観:企業も一緒)の人たちは、マーケティングと販売と混同しているといわれてもピンとこないでしょう。販売こそがマーケティングだと思っていますから。」
●コトラー先生:
「マーケティングで重要なことは、マーケティングリサーチ、セグメンテーション(マーケット区分)、ターゲティング、ポジショニング(自らの位置づけ)、仕事の設計の五つです。宣伝や販売はそのあとです。もちろん、宣伝と販売は必要です。しかしだいぶ前にあなたが(ドラッカー)がみなを驚かせたように、『マーケティングの目的は販売を不要にすることです。』
マーケティングは販売ではないとすると、マーケティングとは何であるということになるでしょうか。マーケティングについていちばん短い定義は『ニーズを満足されること』というものです。『価値を加えて」と入れればもっとよいと思います。
顧客からスタートすればマーケティングです。製品やサービスからスタートすれば販売です。」

 

ドラッカー先生の名言のひとつである「マーケティングの目的は販売を不要にすること」はあまりにも有名な言葉ですが、この言葉を勘違いして理解している人が多いことも事実です。

売るのではなく顧客から選ばれることなのですが、毎日の仕事・思考の中でこれを考え続け意思決定することは簡単なことではないこともわかっています。

先週(5月28日、29日)にサラニが所属しているismの勉強会がありました。
サラニの業務においてこのismからの影響はかなり大きいのですが、 権さん(主宰者)から教えていただいていることは、まさにこのドラッカー先生とコトラー先生の会話そのものなのではないかと感じながら勉強していました。

13321282_804092463025593_575284239_o

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

リーダーとリーダーシップ

「組織はリードすることのできる者を必要とする。問題は、リーダーに、リーダーとしての基本的な能力があるかである。そのリーダーとしての能力の、
第一が人のいうことを聞く意欲、能力、姿勢である。聞くことは、スキルではなく姿勢である。誰にもできる。そのために必要なことは、自らの口を閉ざすことだけである。
第二がコミュニケーションの意志、つまり自らの考えを理解してもらう意欲である。そのためには大変な忍耐を要する。
第三が言い訳をしないことである。「自分が間違った」と言えなければならない。
第四が仕事の重要性に比べれば、自分などとるに足りないことを認識することである。リーダーたる者は自らを仕事の下におかなければならない。これは当たり前のことである。
リーダーたる者は献身しつつも、個たりえなければならない。そのとき仕事もうまくいく。自らを仕事の外におかなければならない。さもなければ、大義のためと称して、自らのために仕事をすることになる。自己中心的となり、虚栄のとりこになる。」
(〜 非営利組織の経営より 〜)

 

「非営利組織の経営」は、ドラッカー先生が81歳の時に書いた本です。
題名に非営利組織とあるように、企業関連のことではなく、組織そのもののリーダーおよびリーダーシップについて多く書かれている書籍です。

この本は、リーダーとしての姿勢、精神、組織運営、人材育成、後継者問題など、ドラッカー先生のリーダーシップ論に対する至宝の言葉がちばめられており、タイトルは「非営利組織の経営」でも、実は多くの企業経営者の方にも読まれています。

上記の4つのリーダーの心得に加え、
リーダーがリーダーシップについて知らなければならない3つのこととして、

第一に、大事なことは人気ではなく「成果」である
第二に、リーダーは目立つ存在であって他の「範」となるべきものである。
第三に、リーダーシップとは地位や特権ではなく「責任」である

と教えてくれています。

ドラッカー先生は「リーダー」と「リーダーシップ」を分けて考えているんですね。

でも「できていないよなぁ〜」と自分自身で嘆きつつ、

「いかなる組織にも危機は来る。必ず来る。もちろん、その時こそ真のリーダーに頼るときである。」
とのドラッカー先生の言葉に、しっかり行動し頼られる自分でならなければいけない…

写真は昨日行われた、ボトムアップクリニックの様子。
ボトムアップ理論で次代の人材を育てる活動をしている畑喜美夫先生の指導風景です。
畑先生と「非営利組織の経営」に書かれているリーダーとリーダーシップ論はとても共通項が多い。

自らの貢献の場を決めている人の行動はとても素敵です。人が集まり魅了します。

自分ができる貢献とは何か…
ボトムアップ、リーダーとリーダーシップという言葉で考えるこの週末でした。

IMG_5593

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン