石工の話 〜 何のために仕事を行っているのか 〜

「ある建築現場で、何をしているのかを聞かれた三人の石工のうち
一人目の男は『これで食べている』と答えた。
二人目は手を休めずに『腕のいい石工の仕事をしている』と答えた。
三人目は目を輝かせて『国で一番の教会を建てている』と答えた」
(〜 マネジメントより 〜)

 

上記の言葉は、ドラッカー先生が「何のために仕事を行っているのか」という問いに対して、3人の石工を例えに教えてくれている文章です。

それぞれ3人の目的は全然違います。

一人目の石工は、「食べていく」ことが目的。
仕事内容はあまり問われていません。

二人目の石工は、「技術の向上」が目的。
仕事を通して自身の練磨しかなく顧客視点がありません。

三人目の石工は、は、「要望に応える」ことが目的。
目を輝かせてと書いているくらいですから、とても楽しく仕事をしているようです。

実は、この話の真髄は、後で登場する四人目の石工の話にあります。

⬇︎ 四人目の石工

工事現場の一番奥にいた、四人目の男はこう答えた。
「私はこの地域に住む人々の、心が通い合う場所をつくっているんだ。」

四人目の石工は、「利用者の幸せ」が目的。
教会を造ることはあくまでも手段。「地域の人を幸せにするための教会を作る」という高い志が伝わってきます。

仕事をこなすことだけを考えると、目先の利益や段取りが目的になりがちです。先週の投稿にも書いた通り、利益は企業を存続するために不可欠な条件ですが、目的ではありません。

この石工の例えは、本来の目的や価値を見失いがちな私たちの日常に、「あなたの仕事の本来の価値はなんですか?」と考え直させてくれる名言です。

四人目の石工のように。
「飛騨の未来を創る」
これがわれわれの理念・ミッション。

今週もがんばるぞ!

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すべて共通の目標に向けなければならない

「組織の中の人間が果たすべき貢献は多様である。
しかしそれらの貢献は、すべて共通の目標に向けなければならない。」
(〜 マネジメントより 〜)

 

個人のライフスタイルが多様化する中で、企業理念やミッションが明確になっていない場合は、個人の価値観、成果・目標もその人任せになる可能性が高くなり、傍目からは意思統一されていないバラバラな組織に写ってしまいます。もちろん組織としての貢献の姿も成果も何なのかわかならくなります。

企業理念やミッションは、社員全員に貢献に焦点を合わせた自社(組織)の使命を明確にする道具であり、判断基準、行動規範だとドラッカー先生は教えてくれています。

企業理念やミッショを決めることはリーダーにとって一番考えをめぐらせ見直す仕事なのかもしれません。

また、ドラッカー先生は「経営者の条件」の中でも以下のように教えてくれています。

「貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己開発、人材育成という、”成果をあげるうえで必要な四つの基本的な能力”を身につけることができる」

貢献に焦点を合わせることによって、得られるもの…
これを見つけることは本当に尊い…

僕の会社も恥ずかしながら、

・企業理念
・ミッション
・ビジョン
・バリュー(行動指針)

を明確にしています。
サラニのみんなは、毎朝、企業理念のもと自分の貢献の場を確認し仕事を始めます。

これを始めて、かれこれ1年。
僕が指示をしなくても、みんな自ら考え行動してくれています。
本当にうれしい限り。

「飛騨の未来を創る」
焦点の定まった行動を!

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自己管理によるマネジメントに代えること

「目標管理の最大の利点は、支配によるマネジメントを自己管理によるマネジメントに代えることにある」
(〜 マネジメントより 〜)

 

ドラッカー先生は、『与えられた目標に対し、目標の達成だけが目的化しただけの目標管理』では、その効果は期待できない。
『働く人自らが目標を立て実行すること』こそが、成果をつくるための目標管理である。人の能力を発揮させる目標管理、人を成長させる目標管理でなければならない。と言っています。

ひとりひとりの成長を無視した、トップダウンによる一方的な目標管理などあり得ない。ということですね。

ひとりひとりが自社の経営理念に共感して自社の理念のために、自分自身の成長のために、考え目標を立て行動することが大切なのだと思います。

ドラッカー先生の教えはボトムアップ理論そのものです。

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マーケティングとイノベーション

「企業の基本的な機能は二つ、マーケティングとイノベーションである」(~ マネジメントより ~)

あまりにも有名なドラッカー先生の言葉ですね。

ドラッカー先生が言うところのマーケティングとイノベーションの意味を勉強すると、世間一般で使われている意味とかけ離れていることがわかります。

マーケティングとは一般的に「市場を調査し、ターゲットを絞り込み、その顧客層に対して商品を訴求・宣伝・販売する」というように外に仕向けるものとして使われていますが、ドラッカー先生は、自らの理念・強み・事業の発信に対して、応答されてくる外部環境からの声、また自ら気付いていない変化を察知することだと言っています。この応答を無視したら成果も貢献もないということです。

イノベーションも「革新的な発明、技術、商品開発」という意味で使われていますが、ドラッカー先生の言うイノベーションとは、マーケティングから応答された外部環境の声と変化を、経営・組織・人にフィードバックし自らの事業や商品・サービスを変革していく、つまり、昨日とは違う、新しい自分(会社)をつくり変えていくことがイノベーションだと言っています。それが結果的に社会のイノベーションにフィードバックされるのだと。

ひとりひとりが、また、会社がドラッカー先生の言う「マーケティング+イノベーション」を毎日毎日積み上げていき、顧客と応答し合うこと、つまり会社(個人)と顧客(社会)のコミュニケーションをし続け変化を起こすこと、これが本当のイノベーションなのだと教えてくれています。

「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」(断絶の時代)という、これまた有名な言葉がありますが、ドラッカー先生の教えを理解していない人が突然この言葉に出会うととても違和感を感じて「何言ってるの!」と思う方がとても多いです。

これは、説明してもほとんど理解していただけないので、ドラッカー先生を学んで実践して、気付いてもらうしかないですね。(笑)

▼マネジメント

▼断絶の時代

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